天狗岳
【コース】
唐沢鉱泉→西天狗→東天狗→黒百合平→唐沢鉱泉
唐沢鉱泉→西天狗→東天狗→黒百合平→唐沢鉱泉
木曽駒・武尊山・谷川岳・日光白根・尾瀬etc
数ある候補の中から我々の条件を満たした唯一の山
-天狗岳-
大げさに言いましたが樹林帯歩き・稜線歩き・安全安心・天気
条件が揃ったのが八ヶ岳の天狗岳。
タカさんに4時過ぎに家まで来てもらい出発!
八ヶ岳SAで朝焼けを見つつ登山口の唐沢鉱泉を目指します。
林道に入ると凍結箇所もちらほらと。
スタッドレスでストレスレスよとずんずん進んでいたら
目の前に緩い坂。気にせず進むと
きゅるきゅるきゅる~
タイヤが空回りして進みません。
それどころかブレキー掛けても下がります(汗
カングーにはここが限界な様です。
仕方なくここで準備をする事に
外に出ると瞬間的に手が痛い
わずかな間放置したサンドイッチが冷たく痛い、
お腹が痛くなりそう、、
気温-11°
寒いのでもぞもぞと車内で準備。
8時出発!
車が滑った箇所を確認するとスケートリンク。
予想では林道歩きは10分程度。
が!10分ほど歩いて出てきた看板には後1kmの文字!!
単調な林道歩き、途中見つけたつららで気分転換。

大丈夫だろうか?心理学的に問題ありそう。
でも安心して下さい。折ってませんよ。
結局30分、約2,5km歩かされました、、
同じ境遇の方達とここで愚痴を言い合い心を落ち着かせます。
結局凍結箇所は初めの一か所だけでした。
唐沢鉱泉からは山道歩き。
そうそうコレコレ。

タカさんもアークのインサレーションをシェルの下に着ています。


夏だったことや10年も前なので初めて歩く山の様。
樹林歩きに飽きた頃展望台へ到着。


やや春霞み?

僕はここから眺めた西天狗の姿に心を動かされました。
冬は渋の湯から黒百合ヒュッテ経由でピストンされる方が多いと思いますが
是非こちら側から西天狗を見てもらいたいです。

岩と雪と氷の世界。
この後の東天狗までの写真がダメになってしまいました、、
タカさんの写真で傾斜を分かってもらえますかね?

滑落危険個所も少ないし使い慣れたストックの方で。
今回のルートで危険を感じる場所は僕の範囲では有りませんでした。
8割の方はピッケル、タカさんもストック。
(時期や年によって変わるのでこの情報はあてにしないでくださいね)




そして続々とこちらへ上がってくるハイカーたちの姿。
いかん!
このままでは写真が人だらけになってしまう!!
慌てて写真を撮りまくります。
必至の姿↓

一人忙しく動き、勝手に疲れます。
西天狗の標高は2,600M程度ですがmakina67の操作が非常に大変です。
鉄の塊なのでまるで氷を持っている様な冷たさ。
もちろん露出計はフリーズ。
重さ1.4kg、蛇腹を出して絞りとシャッター速度
場合によってはピントも。
そんな作業はグローブ付けては出来ないし、、
精神的な疲労も。
つまりは操作にとてもイラつくのです笑
それでもこの素晴らしい景色はこのカメラで撮りたくなる。
cleだってライカにも負けない良いカメラだと思う。
でもここぞという場面はmakina67
あの人は本当にコイツを8,000M級の山で使いこなしたのか疑問が生じます。
なんて人のあら捜しで頭を使っているとタカさんが記念写真を撮ろうと言ってきます。
人が忙しくしてるのに、まったく自己中な発言ですね!?
自己中?
間違ってますね、、僕が夢中に写真を撮りまくり
他のハイカーと談笑するタカさんを無視し
さらに写真を撮っていたのですから。
ごめんよタカさん。
そうそう。写真で思い出したのですが
10年前にこの場所でラーメンを完成した瞬間に
僕が全てをぶちまけたんです笑
もちろん優しい彼女は怒りませんでしたけど。
いや本当に。

後々楽しそうに話をされてました。
しまった、、
僕も話しに加わり仲良くなっておけば良かったと少し後悔。
しかし、いざ現場になると写真欲が勝ってしまうんですよね。
不思議な事に頂上は無風に近い
東天狗に向けており始めるとまた強風。

10分程度登れば行ける場所をここまで来て巻くなんて。
タカさんはいつでも巻かない人。


バラクラバに隠れない眉間が痛い。
アイスを食べた時の痛さに似た痛み。
そして指がちぎれそうな痛みに耐えて
フィルム交換も一苦労。
あ、テストで履いてきたハイカーズソックスロングは
足先冷え性の僕でも問題無い保温性でした
靴はスポルティバのクロスオーバー
温かい靴では無いから良いテストになったかな。
冬はfitsやpoint6を履く事が多く保温性は問題無くても
下りに不満が有りました。
やはり下りには足袋型。
心配だった保温性も問題無さそうなので
更に改良を加えて今年の秋山シーズンまでには販売します!
ゴツゴツとした岩の間に雪が詰まっているので、
黒百合平への下りは冬の方が楽ですね。
踏み抜かないかビクビク。
振り返ると天狗にガスが。
予報通り午後からは下り坂。

空腹と疲労が限界のころに黒百合ヒュッテに到着。

見当たらず残念。
以前訪れた時に食べ損ねたビーフシチューをオーダー
椅子に座ったとたんどっと疲れが押し寄せます。
このまま寝かせて欲しい、、
ビーフシチュ~
う~ん
良く煮込まれた柔らかお肉とごろっと野菜に舌鼓。
この感動を分かち合うべく
タカさんにも貴重なお肉をお裾分け。
タカさんはお蕎麦。
美味しそうだけど僕にはお裾分けしてくれませんでした!
ストーブとシチューで体も温まり回復。





あの林道歩きを思い出すまではね。

pac-03に簡易的な方法でアックスを止める事ができます。
付属のバンジーコードどコードロックを使い
水抜き穴からコードを出してコードロックで止めます。
サイドのループにも同じように付ければ簡易アックスループの完成。
フロントポケットに収納することも可能。
アックスカバーは革で自作。
オールデンで有名なホーウィンのシェルコードバンで作ってみました。
最高級アックスカバー笑
(これは非売品です)
by mountainneberland
| 2016-03-08 00:00
| ハイキング

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