カメラショルダー/02
カメラショルダー02
今までのものより一回り大きくしました
久しぶりのカメラショルダー
問い合わせを良くもらうので
作らなきゃ作らなきゃと思っていたのですが
なかなかな手が回らず、、
今なら作れるよ!と言うので
この機会に一回り大きくすることにしました
一回りってザクっとですが
全体を大きくすると邪魔になるし
出来るだけミニマムに収めたいと言うのがポイント
少し大きくするだけでも実は中々難しいものでして
よく受注会でザックのここをもう少し大きくできないですか?
そう言った要望をもらいます
悪気はないのはもちろんわかっていますが
Aという場所の形を変えるとBも変えないと
Bを変えたらバンランスが悪くなるからCとDも
Dを変えた、、、
そんなことになるのです
だから100万になっても良いなら作りますよ!
なんてしつこい人に言ったこともありますw
100万は大げさでもなく
それぐらいの時間と労力を必要とするのです
PAC-03はそれだけ考えて考えて時間をかけて作りました
実際は50万でも喜んでやるかもw
逆に50万ももらって満足してもらえるものができるか不安なので
断りますww
と言いますか、そもそも型紙変える変更は意味が違うのです。
少し話は違いますが
jindaijimountainworksのジャキさんが
雑誌の企画で、あるアイテムを数ブランド比較してみる
そんな企画があるから商品を貸してほしいと言われたけど
断ったそうです。
そんな評論家だかなんだか知らないけど
俺が考えに考え抜いて作ったアイテムを
1、2度テストして何がわかんだよ!
なめんな!
正にその通り!
何が言いたいのかと言うと
あなたにとってはこうあって欲しいかもしれないけど
オレの思う機能やデザインはそこじゃない!
だっからこのブランドなんだぜ!
そんな感じでしょうか?
www
良く、誰々にテストして
誰々の意見を聞いて作りました!
聞こえは良いけど
自分で決められない事を人に委ねて決めるくらいなら
なんのための自分のブランドだか分からない
これはあなたに合うか分からないけど
僕はこれが必要だと思ったから作った!
だからこそ面白いアイテムができるのだと思います
どれも平均点の使い易いブランドより
変わってるけど刺さる人には刺さる
そんなブランドでありたいと思います
話が大きくなってしまいましたが
カメラショルダーもそんなアイテムですW
話を変更点に戻しますね!
マチを広げるとか、底を広くするのは
とても安易で商業的デザインになるので却下
ワカちゃんにも相談して
主に口元を広げカメラを出し入れしやすくしています
簡単に決めている様ですが
コンセプトやデザインのバランスを理解してくれて
それに最大限近づけてくれる
実際にサラッと決めていますw
でもそんなふうに最短距離で物作りが進められるのは
僕らの過去散々な目に遭い失敗を重ねた経験が活かされているのですw
先日、カメラショルダーを受け取りに
彼のアトリエまで行ったついでにお昼を食べながら話したのですが
一度奴隷の様に働かないと
本当の意味での力が身につかない
かといって自分のスタッフにはそれを強要したくない
そんな話しになりました
この辺の話はnoteの方でしたいと思うのですが
そもそも忙しいしから納品に行けない!!
前日にプチパニックの連絡があり
じゃあ取りに行きます!
となったのですが、お昼時に行くと気を使わせてしまうので
10時に着くと
あれ?
なんだかのんびりとした空気?
受け取って帰ろうとすると
お昼食べていかないの?
おいおい!
お前が忙しいからこっちは取りきてんだぞ!
忙しいと言うより
一点物のクロコ(ワニ)の鞄が
気分の問題で進まないだけww
拍子抜ww
インスタにも書きましたが
クロコの鞄を作りながらアウトドア用品を作っているのは
世界中探しも彼だけですw
クロコは革のデシ計算とは違いcm幾らで計算され
材料費だけで10万越えたり
作り方も特殊だし
失敗が許されないので精神的にきつい
彼の場合は慣れているから
そこは大丈夫なんでしょうけど
やはりオーダーで100万近くするものを
作るプレッシャーが辛いのだと思いますw
ちなみに僕もとある銀座4丁目の時計が目立つお店の仕事で
とあるお偉いさんのクロコの鞄をデザインしたことがありますが
中々でしたね
これ以上は一筆書かされてるの言えませんww
レンズがあたる底はあまり変えていません
以前も書きましたがこの底の形状は
他にはないですね!
彼の型紙を切る技術!!
それと
内側に3つの仕切りがついた簡単なポケットをつけています
フィルム入れやレンズキャップ入れに
便利程度にと思っていてください
ポケットを大きくするとカメラを入れる際に邪魔になるので
裏地にキューベンを使うなんて贅沢すぎますが
防水性や滑りなど複合的に考え
これがベストだと思って使っています
その他は以前のものと変更ありません
以前のブログがありますのでこちらをご確認ください
大きさの比較ですが
SONY α7R4にSIGMA ART 24-70mm
これがすんなり収まります
出し入れがし易いですが
動物など瞬間を狙うわけではないなら
そんなことする必要ないですねw
一つ気をつけて頂きたいと言いますか
巾着は使い始めは少し硬いですが使っていくうちに
柔らかくなって使い易くなります
(この生地は素材の特性上少し縮みが出ますのでご了承ください)
少し大きくすることで
今まで入れにくかったサイズ
あと少し、、に手が届く様になりました
僕のmakina67は少し大きく感じるサイズ感
まぁ大は小を兼ねると言うことで!
一応、今までのカメラショルダーも継続のつもりではありますが
これを作ってくれているのは03Rも作ってくれているワカちゃんなので
彼のスケジュール次第になってしまいます、、
現状では人気の03Rを優先せざるを得ません、、
彼に無理やり作ってもらうと
頑固職人の機嫌を損ねてしまうので
無理のない範囲で続けたいと思います
本当はこう言うニッチなものをもっと増やして行きたいです!!
素材
表:2,92oz Dyneema Composit Fabric Hybrid
裏:1,43oz Dyneema Composit Fabric
色
BLACK
(今回は黒のみです)
重量
110g
価格
¥16,500
(税込)
以前より高くなってしまいましたが
材料費が高騰etc
ご了承ください
by mountainneberland
| 2022-01-25 17:59
| 商品
atelierbluebottle 山と道具のブログ
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